僕はある大学の体育会に所属していて、年に2回開催されるリーグ戦を目標に厳しいトレーニングを重ねて来ましたが、体育会とは言ってもそこまで上下関係も厳しくなく、練習中以外は先輩後輩間には和気あいあいとした雰囲気が流れていました。もちろん合宿などがある際には、先輩の洗濯物を1年生が担当しなくてはならなかったり、平常時にも体育館の掃除をしなければならなかったりはしましたが、それだって先輩から怒鳴られてやらされていたというよりは、そういう決まりだから仕方なくやっていた感じでしたし、時には親切な上級生が手伝ってくれることだってありました。
しかし、昔ながらの悪しき体育会的な慣習が未だに残っている部活もあるみたいで、僕が聞いた最も理不尽だと思えるしきたりがある部活は、某女子体育大学のあるスポーツ部で「1年生は、練習開始の3時間前に練習場所に集合していなければならない」というものです。3時間前に集合して何をしなければいけないかというと、課せられた任務は「3時間前に練習場所に集合する」ということのみで、特別何かをしなければならないというわけではないのです。ただ1年生に厳しいことをさせるためだけにある理解不可能な理不尽規則なわけです。朝9時に練習開始だとしたら6時に集合しなきゃいけないわけですよ?通学距離が遠い選手は始発でも間に合わない時間です。休日の練習のためだけに一人暮らしをしなければいけない選手も出てくるかもしれませんし、一人暮らしができない経済状況にある選手は、その競技を続けることができない可能性だってある。
あと、その某女子体育大学とは別の大学の別のスポーツの部活ですが、未だに後輩に対しての暴力が許容(もっと言えば推奨)されているところもあると聞きます。はっきり言って僕はそういった体育会気質というものが大嫌いで、スポーツマンシップから最も遠いところにある嫌悪すべき習慣だと忌避しています。
ある場合には、先輩に権力を集中させて事がうまく運ぶこともあるとは思いますが、理不尽な権力集中は百害あって一利なしですから、直ちに止めさせるべきですね。もっとスポーツは気持ち良くやらなくっちゃいけない。