小さい頃、毎晩寝る前に、母から絵本を読んでもらっていたせいだろう。大人になった今、何か文字を読んでからでないと、眠れない。
とりあえず、文字ならなんでもいい。小説・漫画・エッセイ。果ては料理のレシピ本でもいい。とにかく、何か文字に触れてから、眠りに入りたい。一番いいのは、何度も読み返しているエッセイ。気を張らず、純粋に文字を楽しむことができるからだ。
そんな私は、以前は旅行中でも必ず文庫本を持ち歩いていた。夜眠る前に、ほんの2〜3ページ読むだけでいいのだ。それで1日が終わったな、と安心して眠ることができる。
最近は便利になったもので、携帯電話で文字に触れる。メールマガジン・友人からのメール・誰かのブログ。それらを軽く読んでから、眠りに入る。
文字に触れなくても、もちろん眠ることはできる。でも熟睡には程遠い、浅い眠りが続く事が多く、なんだか眠った気になれないのだ。
文字に触れているとき、私はきっと癒されているのだろう。